【インターナショナルスクールママが陥る】子供をダメにする行動とは?!

インターナショナルスクールママさんで、子供をダメにする行動とは

ズバリ過干渉です!

親御さんが過干渉である。または、過保護であることも子供の心の成長を妨げてしまうことをご存知でしょうか。

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皆さん、こんにちは。

HSPインターママさんカウンセラーのAkoです。

ちょっと脅かしのようなタイトルでごめんなさい。

過干渉になってしまう親御さんの心には、

「私よりもっと良い人生を歩んでほしい!」

「私がいなければ、この子はダメになる!」

「子供には失敗しないでほしい!」

という子供を強く思う気持ちがあり、
理想や夢を子供に託してしまうことがあります。

そして、つい子供を思い過ぎて、
子供に求められてないのにやってしまったり、

子供のしたいことをさえぎり、
親の思う方へ子供の行動を変えたりしていませんか?

そもそも子供が自分で判断しないといけない決断や課題を親がやってしまうと、

子供が精神的に自立できなくなってしまいます。


この問題は、日本だけでなく、アメリカや中国、韓国でも問題になっております。

少子化の影響で親がその子にかける”情熱”というものが昔よりも大きくなり、

過干渉・過保護」という問題が世界的に起きております。

先ずは、「過干渉」と「過保護」の違い

過干渉とは”干渉しすぎること”です。

子育てをしていく上で干渉することは大切”です。

間違った方向に行かないように正しい道知るべをしてあげなくてはなりません。

しかし、最近の事例で言うと、子供が学校から帰ってきてから寝るまでの行動が、

全て気になり、自分の思う行動をとっていないと、つい口を出してしまうそうです。

親の意思で子供を異なる方向にコントロールすること過干渉です。

一方で、
過保護とは、”親が過剰に子供の願望を叶えること”です。

昔は「過干渉」よりも「過保護」という言葉の方が取り沙汰されました。

戦後の日本は核家族化による母子密着が増えたこと、

母親の余暇時間の増加、裕福な御家庭も増え、

親が子供の頃には手に入らなかったが物資が簡単に手に入ることになった背景もあり、

子供の要求に過剰に答え与えるといった過保護がありました。

インターのお子様は裕福なご家庭であるとともに、

親御さんの経験のないインターの教育システムの中での子育てなので、

親御さんが子供の未来を心配しすぎる傾向にあることもよくわかります。

しかし、「過保護・過干渉」を意識せずに子育てし続けると、

セカンダリー(中学生)の感受性の高い思春期に、

次のようなことが起きてしまうことがあります。

過干渉による子供に与える影響の例

1)子供が失敗を恐れるようになり、ストレスを抱え引きずり続ける

本来、インターナショナルスクールでは、伸び伸び自己主張できる環境で、

個性的な子供が育つはずですが、親に干渉されすぎると他者からの評価が過剰に気になります。

特に親からどうしたら褒められるのか、

先生友達にどうしたら認めてもらえるのか、

他者からの評価ばかり敏感になります。

そして自分の意志で何かに挑戦し、失敗することを極端に避けるようになり、

失敗してしまうと大きなストレスを抱え、ずっとずっと引きづり続けます。

2)親に対して激しく反抗するようになる

思春期になると、これまで親御さんは、
本当に子供のためにと思ってやってこられたことですので、
とても心苦しいのですが、

過干渉が原因で親子関係がこじれた場合、
子供は親の話を全く聞き入れず、激しく反抗します。

子供からすると自分をコントロールしてきた親に対して
「悲しませることで復習する」
という簡単には解決できない複雑な問題になることもあります。

3)無気力になる

自分と親はそもそも独立した異なる人間であることを実感しにくく、

自分が何をしたいのか、
どうしたいのか考えることができず、

他人から尋ねられても答えれない。

自主性がなく、やる気もない。
といった無気力状態になることもあります。

4)偏ったプライドを持つ

親に社会的な地位があると周りからもチヤホヤされ「自分は何でもできる」といった偏ったプライドを持つこともあります。

親がお金で解決したりすると、他人を見下すようになったり、
善悪の区別がわからなくなってきたり、
自分の過ちを認めようとせず、他人を責めます。

韓流ドラマで出てくるお母さんとおぼっちゃまやお嬢さまが出てきて、
事件を起こす…
ドラマのようなことが実際にあります。

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色々過干渉の影響の例を上げてみましたが、このようなことで感受性の高い思春期に、

”学校を辞めたい”と言いだす子も少なくありません。

そうならないためにも、セカンダリー(中学校)になるまでの子育ては、
親は過干渉にならないことを自覚して、子供と接しないといけません。

一方で、

過保護とは、”親が過剰に子供の願望を叶えること”です。

今現在においては、過保護は自立の芽を育て、過干渉は自立の芽を摘む”

と言われています。

どういうことかというと、

”子供であれば当たり前にしてくる願望はどんどん聞いてあげよう!”

ということです。

夏休みにキャンプに参加してみたい…(ちょっと遠くてお金がかかっても)

子供同士でどこかに行く… (よく子供の話を聞き、一緒に行く子のお母様同士で話し合う)

スポーツや趣味になるようなこと始めたい…

語学の勉強などやってみたい… 

子供に新たにやってみたいことやチャレンジしたいことが出てきた場合など、

できるだけ聞いてあげる努力をして下さいね。

しかし、間違えないでください

子供が欲しがるからといって要求する物品、
小遣いをたくさん与えるのは「甘やかし」になります。

危険な行為や迷惑をかける子供の言動に対しては、
しっかり「しつけ」をしなくてはなりません。

ゲームが楽しいからといって夜中までやって良いのか…

わかりますよね。そこはしっかり区別してくださいね。

明らかに「ダメな要求」以外の願望は叶えてあげましょう。

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子供が大人になってから自分の子に対する虐待やネグレクトは、
子供の頃に親から受けたことを大人になってもそれを引きずって行動に現れます。

親御さんが子供を思うあまりの過干渉は、
子どもの心の成長を妨げてしまうことを知っておいてください。

インターナショナルスクールという未知の世界

あなたは素晴らしい誰もが経験できることのない教育システムの中に、
お子様を入れております。

時には子供の未来がどうなるのかなぁと思うこともあるでしょう。

でも大丈夫! 

親御さんにはまだ見えないと思いますが、
子供たちは皆、大きな翼を持っており、
将来、自分で無事に世界に羽ばたくことができます。


肩の力を抜いて大いに子供とのコニュニケーションを大切にし、
色んなことを一緒に楽しんで、
泣いたりわらったり子育てしてくださいね。

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